令和元年11月28日に開催された第538回益田市議会定例会では、議長の辞職および新しい議長の選挙が行われた。議会はこの日、21日間の会期とすることを決定した。
議長の辞職願は、林卓雄前議長によって提出された。その後、副議長の河野利文氏が、議長辞職の件を議題に追加し、直ちに議論を開始した。林卓雄氏の辞職が許可された後、議長選挙に移行した。
議長選挙では、中島守議員が16票を得て議長に選出された。新議長の中島守氏は、当選後の挨拶の中で「市政を推進し、議会と行政が協力して課題解決に取り組む」と強調した。今後は、技術的な問題に対応する必要がある地方公営企業法や各種条例の改正に目を向ける必要がある。
また、今回の議会では、益田市部等設置条例や携帯電話等基地局施設の設置に関する条例、職員給与に関する改正を含む10件の条例案が提案された。市長の山本浩章氏が条例案に関する提案理由を説明し、会期中に審議される。この中には、水道事業会計補正予算の見直しも含まれ、必要な收入を確保するために水道料金を見直すことが提案されている。
これらの議案は各委員会に付託され、今後の審議で詳細が確認される見込みである。議会運営や市民の生活に重要な影響を与える内容が多く、引き続き市民の関心が高まると考えられる。