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益田市議会、国際交流や生活保護制度を中心に議論

令和6年9月11日の益田市議会定例会で、国際交流や生活保護制度についての質疑が交わされた。市長は市民意見を重視する姿勢を表明した。
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令和6年9月11日に開催された第566回益田市議会定例会では、議員からの一般質問、工事請負契約の締結、健康保険証の取り扱いに関する請願が中心の議論となった。

一般質問では、まず安達美津子議員が市長の所信表明について質問を投げかけた。安達議員は無投票当選となった市長が市民の意見を聞く機会が少なかった現状を指摘し、今後は一層市民との対話の場が必要であると強調した。山本浩章市長は、対話を重視し、広報活動の重要性を再認識すると述べ、市民の意見を伺う機会を積極的に設けるとの考えを示した。

次に、国際交流に関する質問が続いた。安達議員はアイルランドとの姉妹都市提携について触れ、この3年間で成果が見られなかった場合の今後の方針について質問。梅津明則産業経済部長は、交流事業を通じて更なる連携を図りたい意向を述べた。市長は提携協定の締結時期についても説明し、年度内の進捗に懸念を示した。

また、生活保護の制度についての質疑もあった。生活保護世帯では、エアコンが未設置の世帯の存在や、使用に対する負担が語られ、和崎幹弘福祉環境部長は生活保護法や支給基準に基づく現行の支援体制を説明した。

続いて、請願第5号の件では、現行の健康保険証を廃止しないことを求める意見書が問題とされ、保険証の新規発行ルールが周知されるべきとの意見が交わされた。

議会開催日
議会名令和6年9月第566回益田市議会
議事録
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