令和元年9月10日、益田市議会は第536回の臨時会を開催した。
新たに選出された議員に対し、市長は心よりお祝いを申し上げた。市長の山本浩章氏は、市民の期待を受けた新議会の発足について言及した。
この日は、臨時議長として福原宗男議員が選任され、初めに仮議席が指定された。議長の選挙が行われ、林卓雄議員が12票を獲得し、新議長に当選した。この結果に意義を感じつつ、林議長は議会改革の必要性を感じていると述べた。
また、林議長は、過去最低の投票率が示す信頼回復のための議会運営の重要性について強調した。65.05%という投票率が示すように、市民からの信頼が薄れている状況を真摯に受け止め、改革に努める意向を表明した。
続いて、副議長の選挙が行われ、河野利文議員が13票で副議長に選出された。河野氏は、緊張感のある議会運営を目指すとともに、議会の機能強化を図る考えを述べた。特に市民に信頼される議会を築くため、全議員と連携して取り組む姿勢を示した。
これらの成果にもかかわらず、議会は市民の期待に応えるべく、さらなる努力が必要であるとの認識が示された。議会は市民との対話を重視しつつ、今後の成長と発展に向けた具体的な政策と連携を進めていく考えだ。特に、議員一人ひとりの積極的な議論が求められている。
本臨時会の会期は二日間に定められ、今後具体的な議題が審議される予定である。議会として、益田市の未来に寄与するための意義ある活動に期待が寄せられている。