令和5年第560回益田市議会臨時会が9月13日に開かれ、重要な議題がいくつか討議された。
最初の議題では、常任委員会の委員選任が行われ、議長である福原宗男氏が積極的に議事を進行した。また、議会運営委員会の委員選任においても、河本亮議員、大賀満成議員などの氏名が挙げられ、全議員の同意を得て決定された。
特に、益田地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙については、14名の議員が指名され、これも異議なく承認された。これにより、今後の地域振興や治安維持、災害対策などに対する地域の連携強化が期待されている。
報告された専決処分については、山本浩章市長が災害復旧のための軽減措置として、特に農林水産施設や公共土木事業にかかる6,845万円の補正予算が必要であると明言した。弥重節子議員からの質問に対して、土木課の野坂淳参事は、国庫補助対象とならない災害復旧に関する説明を行い、予算が財政調整基金から補填されることにも留意した。
質疑の中では、災害が発生した際の迅速な対応が求められる中、議会を招集する十分な時間がないという事情が説明され、特に議会の合意なしで迅速に処理されたことの意義が強調された。
議第60号では、固定資産評価審査委員会の委員選任が行われ、再任を希望する田上尚志氏が選ばれたことが報告された。監査委員の選任についても同様にテキパキと進行し、大賀満成議員が選任された。
最後に、各委員会の委員長及び副委員長の選出が発表され、今後の議会運営が期待される。議長は、すべての議題が無事に終了したとして臨時会を閉会した。