令和5年10月13日、益田市議会は第561回定例会を開催した。
今回の会議では、多くの議題が取り上げられ、重要な決定がなされた。
中でも、令和4年度益田市一般会計歳入歳出決算の認定が特に注目されている。
一般会計決算審査特別委員会の委員長である佐々木 惠二氏は、「認定すべきものとする審査結果でございます」と述べ、決算報告に対する賛同を求めた。
この決算については、賛成多数で認定されることが決定された。
また、議案第62号及び第63号では、益田市印鑑条例及び手数料条例の一部改正に関する報告が行われた。
佐々木 惠二氏は、両議案とも原案の通り可決すべきものと決したと報告し、これも賛成全員で可決された。
さらに、議第68号から第70号までの議案についても、令和5年度の介護保険特別会計、国民健康保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計の補正予算が一括議題として可決された。
福祉環境委員長の河本 亮氏は、その必要性を強調し、全議員から賛同を受ける結果となった。
請願案件としては、学校給食費無償化についての提案が再度議題に上がったが、総務文教委員会において不採択とされた。
安達 美津子議員は、「学校給食費の無償化は重要な課題である」と言及し、その必要性を訴えたが、結局は多数決で不採択された。
また、高齢者補聴器購入費助成事業の改善についても審議されたが、これは予算との関係から不採択となった。
参加したすべての議員が意見を述べる場面もあり、活発な議論が展開された。
最後に、学校給食費無償化を求める意見書が提出され、賛成全員で可決されたことで、議会として国に対する強い要望が示された。
今後、この実現に向けての動きが期待される。