令和6年第565回定例会が6月18日に開かれた。本会議では、様々な議題が討議された。
最初に、一般質問が行われ、議員たちは地域振興や財政問題など多岐にわたるテーマで市政に対する質問を行った。特に観光振興に関する質問が多く、齋藤勝廣議員は観光地域づくり法人DMO設立の必要性を提起した。市長の山本浩章氏は、地域資源を活かすことで観光業を活性化させるべきだと強調。さらに、観光客を増やすための取り組みが重要であると述べた。
次に、報告事項として株式会社エイトの令和5年度の実績が紹介された。新型コロナウイルスなどの影響を受けつつも、特にみと自然の森は成功を収め、逆に美都温泉は厳しい経営状況にあると報告された。また、株式会社益田市総合サービスについても触れられ、場外馬券発売業務の廃止が成果に影響を与えたとのこと。
補正予算に関する議題では、新型コロナウイルスワクチン接種に関連した経費が含まれていることが説明された。さらに、数件の請願が提出され、地方財政の充実や女性差別撤廃条約批准、介護報酬の見直しなどが議論された。
運賃助成について問われる場面もあったが、市長は制度創設に関する具体的な計画はないと示した。また、高齢者向けの福祉乗車制度の導入についても、評価はされなかった。
来るべき山城サミットや日本遺産の再認定など、地域振興の要素が多くの議論を呼び起こした。市は今後も観光や地域振興の施策に注力し、また防災訓練においても具体的な行動を市民とともに進めていく方針ヤ夢見ている。