令和4年第554回益田市議会定例会が、6月15日に開催され、各議員が市の将来に関する重要な課題について活発に議論を交わした。この会議では、一般質問や報告案件、請願案件が議題に上がり、主要なトピックが次々と取り上げられた。
特に、一般質問では石川忠司議員が市民と協働して魅力ある本市の未来を築くことや、第5次益田市総合振興計画の評価と次期計画への反映について質疑を行った。市長の山本浩章氏は、この計画に基づき、具体的施策の評価を行い、次期計画には持続的な改善が必要と述べた。特に、地域おこしや地元産業の活性化に向けての努力が求められていることを強調した。
また、議会では、市内の高津川を活用した振興策の重要性も話題に上がった。市民からの意見を踏まえ、高津川を観光資源として活用するための施策が必要であり、高津川流域の魅力を広く伝える取り組みの推進が期待されている。環境保護と地域振興の両立を図るため、持続可能な経済モデルの構築が急務であるとの認識が示された。
請願案件では、消費税率の引き下げや地方財政の充実を求める意見書が提案され、これに対する反響も大きく、議員たちによる討論が続いた。安達美津子議員の質問を受け、福祉避難所の設置についても検討が進められることが確認された。