令和4年第4回八潮市議会定例会が、12月9日、開催された。
本会議では、議案に対する質疑が中心に行われた。金子壮一議員は、令和4年度八潮市一般会計補正予算(第8号)について質疑し、増築工事の必要性について詳しく問うた。特に、鶴ケ曽根体育館の機能代替について、文化スポーツセンターが消防設備の不具合で停止し、早急な対策が求められていると述べた。
柳澤徹企画財政部理事は、文化スポーツセンターの存続に関する市民からの要望を紹介し、代替施設の整備が急務であると強調した。エイトアリーナの敷地内での増築を選んだ理由は、新規用地の買収を行わずに、迅速な対応が可能だからであるとのこと。
さらに、大瀬小学校校舎の増築に関する質疑も行われた。荒浪淳教育総務部長は、実施設計の完了が1月末と説明し、学校運営協議会や保護者への説明機会を設ける必要があると指摘した。しかしコロナの影響で集会の開催は未定であると明言した。
途中、警備業務委託に関する質疑もあり、やしお駅前公園での不審者対策について中村史朗都市デザイン部長が、民間による警備を実施する理由を説明した。
また、議案に対する委員会付託も行われ、日程に沿って進行した。議案第79号から102号までが付託され、午後には散会となった。この次回の議会では、もっと具体的な議論が期待される。