令和元年6月鴻巣市議会定例会が開会した。
議事の第一目は「議席の一部変更の件」であり、会派の異動に伴う議席の変更について異議なく決まりました。その後、会議録署名議員として、竹田悦子議員(2番)と加藤英樹議員(15番)が指名され、次に会期が6月4日から6月24日までの21日間と決定されました。
続いて、諸般の報告では、超党派議員の会からの会派解散届や、土地開発公社及びフラワーセンターの決算報告がありました。加えて、監査委員からの出納検査結果報告や、地域の要望を受けた陳情書が2件提出されたことも報告されました。特に、環境問題に関する「ゼロ・ウェイスト宣言」に関する陳情が注目を集めました。
行政報告の場面では、原光本副市長が第6次鴻巣市総合振興計画における市民アンケートの実施について報告しました。アンケートは18歳以上の無作為抽出者4,000人を対象に行われ、最終的に45.2%の回答率となり、結果は市のホームページに公開予定とのことです。
さらに市長は、議案第43号から50号の上程を行い、特に「鴻巣市税条例の一部を改正する条例」では、子どもの貧困対策を――具体的には未婚のひとり親に対する非課税措置を提案しました。
また、軽自動車税の改正案や放課後児童クラブ設置に関する条例改正も報告され、地域の行事や新たな公共サービスの充実に向けた提案もありました。今後は、市民の声を反映させる形で進められることが期待されています。
市が掲げる「健康長寿優秀市町村表彰」の受賞や、夏季の省エネルギー推進に向けた活動も注目されます。
最終的に、全日程が終了し、本会議は散会となった。次回は6月7日に開催される予定であり、引き続き市民のニーズに応じた運営が求められます。