令和2年6月23日、多久市議会において定例会が開催された。市長の要請により、全員協議会も予定されるなど、重要な議題が取り上げられた。
議事は日程第1から始まり、議事日程の一部変更が告げられた。議長の山本茂雄氏は、出席議員の確認を行った後、各委員長から付託議案に対する報告が求められた。ここでまず、古賀公彦氏(総務文教委員長)が令和2年度東原庠舎西渓校プール改築工事の請負契約締結について審査報告を行った。市内企業育成の観点から、共同企業体での実施も検討すべきとの意見があったと述べた。
次に、平間智治氏(産業厚生委員長)が、議案甲第22号及び23号、両条例の一部改正について報告した。両議案は全会一致で可決すべきものと決定された。続く野北悟氏(予算特別委員長)は、一般会計補正予算(第3号)についても全会一致での可決が決まったと強調した。
議長は、各委員長の報告後、質疑を行なった。ところが、全議案に対して質疑はなく、すぐに日程第4に進められることとなった。この流れから、討論なしで直ちに採決が行われた。特に、議案甲第24号は原案どおり可決され、続いて産業厚生委員長報告の両件も原案可決された。
さらに、議案乙第25号の一般会計補正予算も、議長が異議なしと認めることで原案可決となった。ここで、議案甲第25号から議案甲第36号までの追加議案も一括上程され、日程第7では全ての質疑が終了した。
その後、委員会に付託を省略することが決まり、日程第9では討論を省略し直ちに採決に入った。この結果、全ての追加議案について原案どおり同意されることが決定された。最後に、議決事件の整理が行われ、議長に整理を委任することが了承された。閉会は午前10時17分予定で行われ、定例会は終了した。