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多久市議会、全議案を可決 新公立病院計画と地方財政が主な議題

令和2年9月29日の多久市議会定例会では、新公立病院建設や地方財政問題が審議され、重要な議案が全て可決された。
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令和2年9月29日、多久市議会定例会が開かれ、多数の議案が審議された。

議事は、最初に議事日程の一部変更が行われた。議長の山本茂雄氏は、本議会の開始を告げ、議事日程の変更について出席議員に了承を求めた。

続いて、各委員会からの付託議案に対する報告が行われた。総務文教委員長の古賀公彦氏は、数件の議案を慎重に審査し、全会一致で可決するべきと報告。特に、職員特殊勤務手当支給条例の改正などが例として挙げられた。これに対し、議長は総務文教委員長の報告を承認した後、質疑に移行したが、質疑はなく、報告は終了した。

同様に、産業厚生委員長の平間智治氏からも議案の審査報告があり、全会一致で可決すべきと強調した。また、予算特別委員長の中島慶子氏も議案の進捗状況を説明し、特に新型コロナウイルス関連の支出について配慮が必要であると述べた。

さらには、決算特別委員長の鷲﨑義彦氏が報告を行った。こちらでも、年度決算の認定と今後の改善について言及され、特に地方財政に対する影響が懸念された。各委員長の報告に対する質疑も同様にスムーズに進行し、いずれも質疑はなかった。

その後、提出されていた議案乙第40号に関して、野北悟氏から修正案が提案された。内容は新公立病院整備に要する経費の削減に関するもので、浸水想定区域への建設に対する懸念が表明された。しかし、平間智治氏は統合病院の必要性を強調し、修正案に反対の立場を示した。

最終的には、提案された修正案は否決されたが、議案乙第40号は原案通り可決された。さらに、予算特別委員会に付託された議案も全会一致で可決され、教育委員会の委員任命に関する諮問も原案通り承認される運びとなった。

最後に、新型コロナウイルス影響による地方財政の急激な悪化を踏まえ、地方税財源確保に対する意見書が提案され、これも原案通り可決される。

これにて、令和2年9月の定例会は終了。議長は議会の円滑な運営に感謝の意を表し、議会を閉会した。議事録は事務局長の南里靖宏氏より署名され、正式に記録として残された。

議会開催日
議会名令和2年9月多久市議会定例会
議事録
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