コモンズ

多久市、ワクチン接種を強化へ 議会で確認

多久市は新型コロナウイルスワクチン接種を強化し、広報や接種の流れを確認。接種券配付や支援体制を充実。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年3月16日に開催された多久市議会定例会では、特に新型コロナウイルスワクチン接種施策について多くの質問が寄せられた。

議会では、樺島永二郎氏が新型コロナウイルスワクチン接種に関連する広報活動と接種の流れについて質問した。市長の横尾俊彦氏は、接種券の配付や広報をSNSや市報を通じて行うとし、シミュレーション訓練の実施などを説明した。ワクチンの供給計画が不透明な中、優先接種対象者がどのように選ばれるか明言し、対応策を講じていることを強調した。

平間智治議員も質問に立ち、ワクチン接種の具体的な見通しについて問いかけた。市長は、現状の感染者数やワクチン供給状況に基づき、接種計画を進める必要があると強調し、できるだけ早くワクチン接種が実現するよう全力を挙げる考えを示した。特に高齢者に向けた接種計画についての具体的な日程や流れを確認し、市内各医療機関との連携を強める考えであることも示唆された。

次に、放課後児童クラブに関する質疑が行われた。田渕厚氏が放課後児童クラブの新型コロナウイルス感染拡大防止策として、密を避けるための運営方法について問うた。教育長の田原優子氏は、支援員による感染予防策の徹底や、運営上での工夫を行っていると応じた。また、支援員の待遇や研修状況についても言及され、待遇の改善に取り組んでいる現状が説明された。

このような中、牛島和廣氏が市独自の施策について触れ、経済的支援が周辺自治体と比べてどうかを問いただした。特に、カラオケや飲食業への支援策が他市に比べて如何に考慮されているかを質問し、市長は各市町への情報提供と日々の業務を行う中で、知恵を出して各市町の独自性を示していくことを重視しているとの見解を示した。

市長は市政運営の意義として、コロナ対策を徹底し、地域の絆を深めることが重要であると再確認した。子どもたちの心と体の健康も十分に注意を払い、市民の安心・安全を確保する体制を強化して邁進する意向を示した。議論を通じて、今後も市の多様な施策の展開が重要であることが際立つ内容となった。

議会開催日
議会名令和3年3月多久市議会定例会
議事録
タイトルの評価記事は会議録内容を中心に書かれており、新型コロナウイルスワクチンや施策に関する情報を網羅しているから。
説明文の評価内容はheadlineと整合性があり、情報を正確に表現しているから。
本文の評価内容は会議録の内容を忠実に反映し、主要な議題についても適切にまとめられている。

佐賀県多久市の最新記事