令和2年6月5日、多久市議会定例会が開会し、会期と議事日程が決定された。
会期は本日から23日までの19日間とし、議案はまとめて上程される。議長の山本茂雄氏は、「本日は市長の要請により、会議終了後に全員協議会を申し添えます」と述べた。
まず、会期の決定について議題となり、議員からの異議はなく、会期は19日間に決定された。続いて、会議録署名議員に鷲﨑義彦氏と飯守康洋氏が指名された。
また、叙勲受章者を報告する中で、退職した角田一彦氏が旭日双光章を受章したことが伝えられ、同氏の市政への多大な貢献が評価された。さらに、県政功労者知事表彰受賞者についても、高く評価される3名の議員が選出された。
日程の後半では、議案の一括上程が行われ、議案甲第21号から議案甲第24号までの計17件が上程された。市長の横尾俊彦氏は、特に新型コロナウイルス感染症対策を強調し、「感染予防が何より大切である」と市民に啓発した。
新型コロナウイルス感染症に関連する議案では、後期高齢者医療に関する条例が改正され、傷病手当金が給付できるようになったことが報告された。その後、議案関連として、一般会計の補正予算についても説明され、対策事業の予算が多岐にわたって計上されていることが確認された。