令和5年6月27日、多久市議会は定例会を開催した。
本会議では、議員2名が20年の永年議員表彰を受けたことが伝達された。
表彰を受けた中島慶子氏は、「自ら初の女性議席を確保できたことが誇り」と述べた。
また、議会は市議会と執行部の情報交換会を予定していると議長が発表した。
本日の議事は、第1に議事日程の一部変更が行われた。議長の野北悟氏は、追加議案の取扱いについて説明をしました。
次に、6月14日に行われた全国市議会議長会定期総会の報告があり、そこで多久市から2名が永年表彰を受けたことも紹介された。
日程第3では、付託議案に対する総務文教委員長の報告があり、「議案甲第20号」と「議案甲第21号」は全会一致で可決されることが決定した。
特に「多久市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正」については慎重に審査した結果、可決となった。委員長の中島國孝氏は、意見があったも全会一致での決定と語った。
また、予算特別委員会からの報告もあり、令和5年度一般会計補正予算及び下水道事業会計補正予算はともに全会一致で可決された。
予算特別委員長の古賀公彦氏は、市民に対するアピールが重要であるとの意見を提示した。
続く日程では、追加議案が一括上程され、「多久市農業委員会委員任命について」12件が提案された。市長の横尾俊彦氏は、農業委員候補者について具体的な説明を行い、地域農業の担い手としての役割を通じて市の発展を協議するものであると強調した。
質疑はなく、全ての提案に対し議会の同意が得られたことが確認された。
その後、閉会中継続審査及び議員派遣、議決事件に関する整理が進められ、定例会は閉会された。議長は「今後も市民の声を大切に」と締めくくった。