令和3年6月16日、多久市議会では市政一般に対する質問が行われた。
中島慶子議員は、まず学校部活動の改革について質問した。
「部活動の意義は生徒の成長を促し、多様な学びの場を提供することにある」と言及し、現状や具体的な改革内容を求めた。
続いて、田中英行議員は図書館の指定管理業務について触れ、指定管理後の効果や利用者増加の施策を質問した。
「昨年度は来館者数が206%増加した」とし、行事やサービスの充実が影響を及ぼしていることを強調した。
次第に新型コロナウイルス感染症とワクチン接種に関連する質問に移った。古賀公彦議員は、「ワクチン接種の進捗と副反応の対応」に関する質問を展開した。
健康増進課の松永直氏は、「副反応の報告は2件であり、救急対応を含む万全の体制を整えている」と解説した。
また、飲食店の営業時間短縮要請に関する経済的支援策も議論された。田中議員は「特に飲食店への影響が深刻」と指摘し、「地域支援金の早急な支給をお願いしたい」と訴えた。市長は、「各種支援策を進め、今後も必要な対策を検討し続ける」と答えた。
さらに、飯守康洋議員は公園の役割について質問した。
市長は「公園は市民の憩いの場であり、健康や安全の確保にも寄与する」と答え、公園の整備と管理の重要性を強調した。
このように、様々な議題について活発な議論が展開され、市民生活に密着した質問が投げかけられた。市も効率的かつ生産的な施策に期待されており、今後の取り組みが注目される。