令和元年12月17日、多久市議会は定例会を開催し、さまざまな議案が協議された。
まず、議長の山本茂雄氏が会議を開会し、出席議員数が定足数に達していると報告した後、議事日程の一部変更が議題に上った。議事日程は手元の配付資料に基づき、一部変更され、議員に了承される。
続いて、意見書第4号の撤回についての協議が行われた。野北悟氏は、給食費についての意見書撤回の理由を説明。法的な背景によるものであり、議会の承認が求められた。この提案に対し、議長は質疑の有無を確認したが、議員からの質問はなく、撤回が全会一致で承認される。
日程第3では、付託議案に対する各委員長の報告が行われ、総務文教委員会の古賀公彦委員長、産業厚生委員会の平間智治委員長、予算特別委員会の香月正則委員長がそれぞれ報告を行った。特に、総務文教委員長からは、図書館の指定管理者に関する意見と期待が示された。
質疑応答の時間では、各報告についての質疑は行われず、引き続き討論が行われた。討論は通告が無いため、省略し、各案について直ちに採決が実施された。
各議案はいずれも全会一致で原案どおり可決された。また、意見書第3号についても、特に討論の通告が無く、原案どおり可決された。これにより、今定例会における重要な議案がすべて承認されたことが確認された。
最終段階では、議決事件に関わる字句や数字の整理について議論され、議長に委任することが全議員の賛成を得て承認された。これをもって定例会は閉会となり、議長は全議事を終了する旨の挨拶を述べた。