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多久市、令和4年度予算案を提示し重要施策を強調

多久市は令和4年度一般会計予算を提案。新型コロナ対策や災害復旧に全力を尽くす方針を示す。
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令和4年3月1日、多久市議会定例会が開会した。議長の野北悟氏が議会を開き、議員たちからの異議なく会期の日程が18日間と決定された。

市長の横尾俊彦氏は、定例会において諸情勢と市政について所信表明を行った。特に、ウクライナのロシアへの侵攻について言及し、政府の迅速な対応と正常化を期待する意向を示した。

感染症対策についても触れ、新型コロナウイルスオミクロン株の影響で市内でも感染者が増加しているとした。特に2月16日には、過去最多の感染者数が確認されたことに言及し、医療従事者やエッセンシャルワーカーへの感謝の意を表した。この状況に対して市独自の施策を強化し、万全の体制で迅速に対応する意向を示した。

また、災害復旧に関しては、2021年に発生した豪雨の影響で公共施設や農林分野での被害が報告されている。市では速やかな復旧事業を行い、被災状況の詳細を報告。残っている事業箇所についても、適切に進めていくことを確認している。

この定例会では、議案が一括上程され、主要議案には令和4年度一般会計予算案を含む複数の重要議案が提案された。歳入歳出予算の総額は130億6000万円で、過去年度より1.6%の増を見込んでいる。

特に議案甲第8号として過去の災害復旧工事の請負契約の一部変更が提案され、工期延長や契約金額の変更が行われることが伝えられた。

議案に関する質疑が行われ、異議なしのもと採決も滞りなく進んだ。市議会は新年度の事業に向けて市民に対するサービス向上を目指し、今後も努力を続ける意向を強調した。

このように、今回の定例会では新型コロナ対策と災害復旧に関する議論が加速するとともに、予算案の確定に向けた動きが見られた。市の地域振興や住民生活向上を図るため、今後も市民の支援を得ながら取り組む姿勢が求められる。

議会開催日
議会名令和4年3月多久市議会定例会
議事録
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