令和5年3月17日に多久市議会は定例会を開催した。
この会議では、複数の議案に対する委員長報告や質疑、討論などが行われた。
初めに、議事日程の変更が報告され、追加提出された議案の取扱いについて議会運営委員会で協議した結果が伝えられた。
その後、各委員長による付託議案に対する報告が行われ、全議案が原案通り可決される旨が強調された。
総務文教委員長の中島國孝氏は、付託を受けた4議案が全会一致で可決されていると詳述した。
また、産業厚生委員長の鷲﨑義彦氏も9議案に関する同様の報告を行い、いずれも原案通りの可決を確認した。
続いて、予算特別委員長の田中英行氏は、令和5年度の一般会計予算に関連した15件の議案について適切な審査がなされ、全会一致で原案どおり可決される見込みであることを報告した。
この中で民生費や教育費に関する具体的な意見が議員から提案され、さらなる施策の強化が求められた。
その後の日程では、議員提出の議案甲第14号が紹介され、個人情報保護に関する条例について提案理由が説明された。
提案者の田渕厚氏は、この条例が個人情報を適切に扱うために必要なものであると強調し、質疑や委員会付託なしでの速やかな採決を提案した。
この議案は全議員による提案で、異議なしとされ、原案どおり可決された。また、追加議案に関しても一括上程が行われ、透明性の確保と市民に対する安全性向上が再確認される形となった。
最終的に、提案された各議案については、質疑を経ることなく採決が行われ、いずれも全会一致で可決されたことが報告された。