令和4年3月35日、富田林市議会は第1回定例会の第5日目を迎えた。
議題の中で大きな注目を集めたのは、議案第5号の「富田林市手数料条例及び富田林市印鑑条例の一部を改正する条例の制定」である。
この改正により、コンビニでの各種証明書交付手数料が従来の300円から200円に引き下げられる。これによる市の減収は、約960万円と予想される。日本共産党の岡田英樹議員は、この手数料の減額を受けて市民窓口が混雑し、職員の過重労働が問題になる恐れがあると指摘した。
続いて、議案第11号の「富田林市消防団条例の一部を改正する条例の制定」も駅っとなった。改正内容には、消防団員の資格要件の緩和や休団制度の導入、さらには報酬の見直しが含まれている。高山裕次議員は、これにより多くの市民が消防団に参加できるよう期待を寄せる。
さらに、議案第13号の「富田林市国民健康保険事業財政調整基金条例の制定について」も議論された。田平まゆみ議員は、本市の健全な国保事業財政を強調した上で、基金創設の必要性を疑問視した。