令和3年5月13日、富田林市議会第2回臨時会が開催された。
議題は多岐にわたり、重要な人事案件が取り上げられる中、議長の辞職許可とともに新たな議長が選出された。
この日、出席議員は全員で、特に新型コロナウイルス感染症の影響に配慮し、執行部の出席に注意が払われた。市長の吉村善美氏はワクチン接種状況について報告し、65歳以上は4万9,917件の予約があったと説明した。
議会では、まず会議録署名議員の指名が行われ、続いて会期決定の議論に入った。今期臨時会の会期は2日間と設定され、異議なく承認された。次に取り上げられたのは、南齋哲平議員の議長の辞職許可についてで、全会一致で承認された。
議会運営委員会の報告の後、国や県の選挙に関する提案が続き、特に左近憲一議員に対する問責決議案が注目された。高山裕次議員がこの案を提起し、議員間の活発な意見交換が行われた。
新議長には京谷精久議員が選任され、就任挨拶では全議員との協力を強調した。
続いて、議会副議長の辞職が承認され、吉年千寿子議員が新たな副議長に選出された。吉年氏は、今後の議会運営について「市民本位の市政の発展に尽力する」と語り、議会への支援を求めた。
また、議会では監査委員の選任についても審議され、西川宏議員が議会選出監査委員に選任されたことも報告された。全体として、議会運営において多くの重要な決定が行われ、円滑な進行とともに新たな議長、副議長体制が整ったことが示された。
これからも新しい市政運営が期待される。