令和5年5月17日、富田林市議会は第1回臨時会を開会した。
議会は、新議長と副議長が選出される重要なイベントである。
新議長に選出されたのは伊東寛光議員で、彼は議長就任の挨拶で、「市民の皆様の信頼」に応えるために、議会改革が必要であると強調した。続けて、彼は議会の権能を最大限に発揮し、住民福祉の向上に努めると述べた。
副議長には遠藤智子議員が選ばれ、円滑な議事運営に向けた協力を表明した。市長の吉村善美氏は、議長らへのお祝いの言葉で、議会の新体制の下で新たな挑戦が始まることを期待した。
議事の日程には、監査委員の選任、新しい常任委員会委員の選出が含まれている。議会運営委員会として、様々な案件に対してスムーズな運営を保障しながら、様々な施策の承認を行うことが求められる。
報告案件として、和解及び損害賠償に関する専決処分も発表された。これにより、過去の事故による損害賠償金の支払いが行われ、それに関する詳細な報告もなされた。
さらに、税条例の一部改正や、年度の補正予算に関する承認が行われ、特に物価高騰に直面する低所得世帯への支援が強調された。
最後に、全ての議案は原案通り承認され、閉会に向けた挨拶に市長は今後の発展を期待する言葉を述べ、議長は「公平、民主的な議会運営」を約束した。