令和4年12月12日、富田林市議会は第4回定例会の第4日目を開催した。
議題には、子ども医療費の助成に関する条例の改正案が含まれており、議会は原案を可決した。吉村善美市長は、助成の拡充が市民に寄与するとの考えを示し、議会の支持を求めた。議員からも賛同の意見が多く、特に坂口真紀議員は、経済的負担が軽減されると強調した。
また、個人情報保護に関する法律施行条例の制定も議題に上がった。こちらは総務文教常任委員会に付託され、委員会での審議が期待される。村山理恵議員は、この施行が個人情報保護の強化につながると述べた。
一方、観光交流施設「きらめきファクトリー」の指定管理者の指定や、富田林市民プールの管理者指定に関する議案もあり、共に委員会へ付託された。これらの施策は市観光振興や地域活性化の一環として進められる。
議案69号では、大阪府都市競艇企業団規約の一部変更が提案され、これもまた委員会に付託されたことが確認された。議会はこれらに対し、慎重な審議を行う姿勢を崩さない。このほか、年度補正予算に関する複数の議案も協議され、特に介護保険事業特別会計の予算案に対し議員からの注目が集まっている。
さらに、請願第8号の「第9期からの介護保険制度の改定に関する意見書提出」を巡り、岡田英樹議員が意見を述べた。彼は、国に対して負担増や給付削減を反対する意見書を提出することの重要性を訴えた。こちらも建設厚生常任委員会に付託される予定である。
議会は、次回の本会議を20日に予定しており、今後さらなる議論が期待される。本日の日程は無事終了し、議会は休会に入った。