令和元年5月20日、富田林市議会第1回臨時会が開催された。
今回の臨時会では、新しい議長および副議長の選出が行われ、岡田英樹君が議長に、伊東寛光君が副議長にそれぞれ当選した。双方の選任は、議員からも支持を受け、議会の円滑な運営への期待が寄せられた。
市長の吉村善美君は開会に際して、議員への感謝の意を表し、厳しい選挙戦を勝ち抜いたことに祝辞を送った。また、議会における市民の信頼と期待に応えるために、行政運営に全力を尽くすとの見解を述べた。
議事の進行では、まず議長選挙が行われ、「左近憲一君」が年長議員として臨時議長を務め、指名推選により岡田君が新議長に選ばれた。岡田君は、「市政の発展と住民福祉の向上に全力で取り組む」との意気込みを示した。
続いて、副議長の選挙が行われ、伊東君が選任された。伊東君はまた、「岡田議長を補佐し、円滑な議事運営に努めたい」と熱意を語った。
議会の構成に関して、常任委員会委員や議会運営委員会委員の選任も行われ、市議会の新たな体制が整った。特に、総務文教常任委員会や予算決算常任委員会については、議員たちの経験や見識が重視された結果、人数の見直しも行われた。
また、本議会では富田林市税条例等の一部改正や、平成30年度一般会計補正予算の専決処分も承認された。特に税条例の改正では、市民への寄附金控除の見直しが盛り込まれ、今後の予算施行に影響を与える見込みだ。市の取り組みについては、住民の期待に応えていくため、引き続き透明性を持って進めていく姿勢が強調された。