令和元年12月2日、富田林市議会第3回定例会が開催され、市長・吉村善美氏が議会を招集。
議長の岡田英樹氏は、全議題を確認後、会期を12月20日までの19日間に決定した。これにより、重要な案件に対して本議会の十分な審議が予想される。
市長は挨拶の中で、増進型地域福祉や若者の声を市政に反映させる施策に取り組んでいると説明した。また、金剛地区の新たなまちづくりについても言及し、地域の魅力を高める取り組みに意欲を示した。
特に「人権擁護委員の推薦」については、蔵田和子氏と川口博夫氏を引き続き推薦することを説明。市長の考えとして、人格と識見に優れた人材が求められているとの認識を示した。これに対し、議会は異議なしで了承する運びとなった。
さらに報告案件として、「和解及び損害賠償の額を定めることについて」も議題に上がっており、具体的には市道における事故に関連する損なし賠償についての承認を得た。これにより、適切な行政措置が講じられることが期待されている。
発表の中で、吉村市長は、地域福祉の推進以外にも「金剛きらめきイルミネーション2019」を通じて市民の交流促進に寄与することを目指していると強調。市民との対話の場を設け、意見を反映させる重要性についても述べた。
また、次会期に予定されている予算関連の議案についても触れ、特に令和元年度補正予算の内容が、介護・福祉関係に充てられる旨を明確にした。他にも、上下水道関連や地域振興に関わる事業についても必要な予算措置が求められている。
今議会では、全13件の提案案件が審議され、地方自治法に基づく重要な施策が行われる。議会の日程を重視しつつ、市民のニーズに応える市政運営の姿勢が求められています。議会の次回再開予定は、12月10日です。