令和2年第1回富田林市議会定例会の第5日目が、富田林市議会議事堂で開催された。
議会では、様々な条例案や予算案が審議され、多くが可決される運びとなった。
特に目立ったのは、吉村善美市長提案の「富田林市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例」だ。
この条例は新たに「富田林市都市農業計画策定委員会」を設置するもので、全会一致で原案通り可決された。
また、職員の服務の宣誓に関する条例や、議員及び非常勤の職員に関する条例の改正も了承された。
京谷精久総務文教常任委員長は、「会計年度任用職員の服務の宣誓について所要の改正を行う」と提言。
財政に関わる議案も多く、令和2年度一般会計予算は、歳入歳出共に約427億円であることが報告された。
市民からは、この予算が市民生活にどのように活用されるのか関心が寄せられた。
また、議案第26号として市長等の給料の特例に関する条例が提案され、こちらも原案通り可決されることが決定した。
市長は、この特例にもとづいた給料月額の減額を通じて、「市政のさらなる推進に取り組む決意として」と述べている。