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富田林市議会、第3回定例会で新型コロナ対策を中心に議論

富田林市議会が新型コロナウイルス対策を中心に議論。特別定額給付金の支給率99.84%達成を報告。
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令和2年9月1日、富田林市議会の第3回定例会が開催され、様々な議案が提案された。議会では、新型コロナウイルス対策に関する施策が中心的に議論される。

市長 吉村善美氏は、コロナ禍における特別定額給付金の申請が終了したことを報告した。締切までの結果として、府内全33市の中で最も高い支給率を記録しており、支給予定額の99.84%に達した。市長は、これを「市民の生活を支える一助になった」と強調した。

また、議会では教育委員会委員の再任に関する同意案が提案された。この提案においては、識見の高い山元直美氏を再任することが示され、議会は特に異議を唱えることなく同意した。市長は同氏の手腕を期待していると述べ、その重要性を強調した。

さらに、令和元年度の健全化判断比率や資金不足比率に関しても報告された。総務部長の渡部るり氏は普通会計の実質収支額が黒字であることを説明し、資金不足の指標も「なし」との実績を示した。これに対し議員からは、自らの財政状況が健全であることが重要であり、今後も注意を払う必要があるといった意見が上がった。

一方、子育て支援に関する条例改正案も審議され、家庭的保育事業に関する基準が改正されることが決った。市民人権部長 土井清美氏は「すべての子どもたちが育つ環境を整えるための一手」として、この改正が持つ意義を再三述べ、議会の理解を得た。

そして、特に注目すべきは、今期の一般会計及び特別会計の補正予算が承認されたことである。提案された補正予算は、新型コロナウイルス対策及び地域経済活性化に向けた施策の充実を図るもので、これにより市民生活の支援が期待される。市民の要望に応える形で、教育や福祉の充実への姿勢を見せた。

議会では債権放棄に関する報告もあり、各会計年度の実績に基づく議案が採決された。議長 南齋哲平氏は、透明性を意識した資金運用の重要性を強調し、今後の財政運営の重要な方向性を示した。

最後に、議事日程が予定通り進行し、次回の定例会の予定について合意形成が図られた。議員からは、市民との距離感を縮めるコミュニケーションが求められ、今後の議会活動が市民目線で行われることの重要性も改めて確認された。

議会開催日
議会名令和2年9月富田林市議会第3回定例会
議事録
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