令和4年5月19日、富田林市議会の第2回臨時会が開催された。
この日は、令和4年度における議長の辞職や新たな監査委員の選任など、多くの重要な決定事項が話し合われた。特に、市議会議長を務めた京谷精久議員の辞職が許可され、新議長に京谷議員が再選されたことで、今後の議会運営に注目が集まっている。
京谷議員は退任挨拶の中で、議員たちとの協力や市長との政策推進を重視し、引き続き市政向上に尽力すると述べた。また、市長の吉村善美氏も新議長に対してお祝いの言葉を贈り、円滑な運営を期待した。
続いて、監査委員の選任にあたっては、西川宏議員の辞職に伴い、坂口真紀氏の選任が決定した。更には、令和3年度の一般会計補正予算についても審議され、12億9,703万円の追加が承認されることとなった。
南河内環境事業組合議会議員の補欠選挙も行われ、吉年千寿子議員が選任された。また、予算決算常任委員会においては、西川議員と吉年議員の補欠選任が確認されるなど、組織的な足場が固められていく様子が伺えた。
委員会条例の改正については、委員数を「8人」から「7人」に減少させることが承認された。議会内での役割分担に変化が見られる中、今後の議会運営が注視されている。