令和3年5月14日、富田林市議会において、第2回臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
この議会では、富田林市議会常任委員会の委員や議会運営委員会の委員の選任が行われた。西川宏議員や吉年千寿子議員など、各常任委員会に15名の委員が指名され、議会の運営体制が整った。各委員会には委員長と副委員長もそれぞれ選任され、円滑な議事進行に向けた体制が築かれた。
次に、地方自治法に基づく南河内環境事業組合議会議員選挙が行われ、草尾勝司議員、南方泉議員、辰巳真司議員、田平まゆみ議員、及び伊東寛光議員が当選したことが発表された。この選挙は出席議員全員による投票によって行われ、投票総数は18票、全て有効票としてカウントされた。
また、大阪府都市競艇企業団議会議員選挙も行われ、岡田英樹議員が当選した。投票が終了し、議長が結果を報告した際、岡田議員は14票を得る結果となった。出席議員たちはこの選挙においても大きな関心を寄せた。
さらに、左近憲一議員に対する問責決議案が提出され、これについて活発な議論が交わされた。発案者の高山裕次議員が公職選挙法の抵触を指摘し、説明を求める一方、左近議員は自身の立場を主張。討論において、賛成意見と反対意見が飛び交い、議案の採決は否決に至った。左近議員に対する問責決議の難しさを訴えつつ、「不平等」との批判も出た。
議会は最後に、市長の吉村善美氏が閉会の挨拶をし、議員たちの迅速な意思決定を称賛。新たな体制の下、今後の議会運営を円滑に進める意欲を見せた。議会運営の一環として、新体制が早速機能することが期待される。
議会の終わりに、議長は民主的な議会運営を重視する姿勢を再確認し、本臨時議会は閉会となった。