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富田林市議会、条例改正を多数議決

富田林市議会が令和6年の第一次定例会で各種条例改正案を審議し、可決。特に水道事業に関連する改正が注目される。
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令和6年3月7日、富田林市議会が開催され、新たな条例の改正案が多く上程された。

主な議題には、富田林市附属機関の設置に関する条例の一部改正や、行政手続における特定の個人を識別するための法律に基づく制度の改正が含まれる。これらに加え、災害見舞金の支給条例や水道法施行条例など、公共サービスに関する重要な提案も行われた。

市議会では、議案第2号 について、富田林市行政手続における個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例が質疑・討論を経て、可決された。市民人権部長の土井清美氏は「特定個人情報の適切な取り扱いが求められる中で、この改正が重要である」と述べた。

続いて、議案第8号については、富田林市土砂埋立て等の規制に関する条例を廃止する条例の制定が議げられた。市民人権部長は、廃止の理由として「新しい規制基準を守ることが求められる」と回答した。

特に、議案第16号としての大阪広域水道企業団との共同処理事務に関する協議も注目され、上下水道部長の鉄本益巳氏は「統合により、補助金及び技術的支援が得られる」と説明した。具体的には、災害への対策として約18億円の補助金が交付される見込みで、また、「企業団との統合が水道事業の運営基盤の強化につながる」と強調した。

その後、令和6年度の予算案に関する審議が続けられ、介護保険事業や国民健康保険事業に関する特別会計予算、一般会計の補正予算が提案され、これを受けた質疑が行われた。特に、市長の吉村善美氏が言及した「安定した事業運営を図るためには適切な対応が必要」であるとの発言は、市の行政の方向性を示す重要なものであった。

また、日程第26において、和解に関する専決処分報告についても説明がなされ、議会は速やかに通常の業務へと戻った。また、今後は、議会の運営に関する日程を確認し、議員たちはさらなる審議に向けた準備に入った。

議会開催日
議会名令和6年3月富田林市議会定例会(第1回)
議事録
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