令和4年第3回富田林市議会定例会が8月30日に開会した。
市長の吉村善美氏は、開会に当たり挨拶を行い、新型コロナウイルス感染症の影響による上昇した自宅療養者数について言及した。現在、自宅療養者数は2067名で、サポート支援は1681件実施されている。
市長は、教育現場の取り組みについても触れ、市のサポートを強化する考えを示した。特に、子どもたちが困難な状況に直面しないために、保育所や学校との連携を強化する意向を強調し、地域全体で子どもたちの成長を支えることが重要であると述べた。
続いて、議会運営委員長の村山理恵氏が、議会運営委員会での報告を行った。今定例会の会期は30日間と決定した。また、提案された案件は35件にわたり、主な内容は教育委員会委員の任命や損害賠償、予算に関するものが含まれている。特に厳しい経済状況を背景に、新たな補正予算の承認が必要とされている。
具体的な議案の一例、教育委員会委員の任命に関して、市長は新たに森田幸介氏を適任とし、10月1日より松村政吉氏に替わることを発表した。森田氏は教育や歯科医療の知識を活かし、教育行政の推進に貢献することが期待されている。