令和5年度第1回富田林市議会が開催され、市長の吉村善美氏が重要な挨拶を行った。
挨拶の中で、吉村市長は、トルコとシリアで発生した大地震による大惨事に心を痛め、亡くなられた方々への哀悼の意を表した。さらに被災者への支援として、公共施設に募金箱を設置することを報告し、地域の団結を呼びかけた。
議会では、令和5年度一般会計予算や令和4年度補正予算、人権擁護委員の推薦、南河内広域公平委員会委員の選任など、多くの重要な議案が議論される運びとなった。特に令和5年度一般会計予算については、昨年度比で11億700万円の増、総額438億8600万円が計上されることが示された。
また、令和4年度の補正予算も確認され、特に新型コロナウイルス対策や地域振興に向けた施策が盛り込まれていることが強調された。市民サービスの向上に期待が寄せられる。
吉村市長は、特に、歳出項目の中で、消防団ポンプ自動車の更新や地域医療への支援に注力する考えを示した。さらに、地域防災力向上のための訓練実施を促進していく方針を強調した。新たな事業が市ースポートされている一方で、今後も予算の適正執行が求められる場面が多々あるとされた。こうした一連の議案は次回の本会議で質疑を受ける予定である。