令和5年12月12日、竹富町議会において第7回12月定例会が開催された。その中で、波照間空港再開に関する質疑が中心議題となった。
まず、加屋本真一議員は、波照間空港の再開について言及し、特に航空社の運航日や料金について質疑を行った。政策推進課長の小濵啓由氏は、運航日について月、水、土の週3回を予定しており、料金設定についても島民割引を適用したプランを提示した。また、運航の安定性に関して、沖縄県との関係や県からの財政支援の必要性を強調した。
次に、議員は島内の交通手段についても言及し、バス路線や運行バスの進捗状況について質問した。課長は、地域おこし協力隊による調査が行われたが、賛同する住民が少ないことが課題であると回答した。
さらに、大久研一議長は、波照間の経済依存度が高い農業について関心を示し、農業委員会の重要性とその独立性について議論した。本町は、今後の農業支援についても触れ、住民が安心して暮らせる環境整備の重要性を訴えた。