令和3年の竹富町議会において、町長が施政方針を発表した。この中で、具体的には汚水処理施設の更新工事が唱えられ、町民の安全・安心な暮らしを推進することが強調された。
また、議員からは合併浄化槽の設置促進についての質問が上がり、上下水道課長の佐加伊勲氏は現地調査を行い、合併浄化槽設置を進めると語った。
移住定住促進については、地域の活性化が求められており、政策推進課長の小濵啓由氏は民間資金を活用した施策が進められ、地域に根ざした活動が強調された。特に、上下水道問題については、竹富町の実情に即して、早急な対策が求められている。
中野地区の国有地の利用については、財政課長の宮里良貴氏が発言。過去の事故があった地域の危険性を訴えた。議員は地域の安全を願い、早急な対策を求めたが、まだ十分な進展は見られない。
この議会では、交通安全が再度問題として提起された。新田長男議長は事故防止の必要性を訴えた。また、海外からの観光客増加に伴い、環境保全が喫緊の課題として挙げられた。
最後に、地域防災計画を評価しつつも、不足する体制を整えることが求められ、地域住民が安全な地域で暮らせるような施策が必要であることが示唆された。議員たちは、幅広い協力の中で、より良い町作りの議論を続けていく意欲を見せた。