令和4年12月16日、竹富町議会の第7回定例会が開催され、数多くの議案が審議された。
主な議題には、「令和4年度竹富町一般会計補正予算(第10号)」があり、総額43,000万円超の予算が組まれました。この中には黒島旅客ターミナルの解体や駐車場整備工事、さらに少子化対策として出産祝金など重要な施策が含まれている。議論においては、三盛克美議員が子供たちの遊具不足について言及し、「ふるさと応援寄附金の使い道として遊具に配分してほしい」と訴えました。
続いて審議された「令和4年度竹富町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」では、多くの議員が賛成の声を上げ、可決されました。さらに、水道事業に関連する「令和4年度竹富町水道事業特別会計補正予算(第4号)」でも、議員らから災害復旧の重要性が強調され、2,478万円の増額が決定されました。
また、職員の定年を引き上げることを定めた「竹富町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」が議論され、宮良道子議員は、定年を引き上げる理由と新たな雇用機会の必要性を語りました。若者の雇用を守るため、議会は職員定数の増加も検討することが必要であるとの意見が出されました。
全体として、議会では町を支える様々な施策が承認され、町民の安全や福祉を向上させるための努力が進むことが期待されています。多数の議案が可決されたことで、竹富町の発展に向けた重要な一歩が踏み出されたとともに、公共サービスの充実が見込まれています。