令和4年第3回竹富町議会が6月10日に開会した。
この議会では、会期を6月17日までの8日間と決定。議題には、町長の行政報告や所信表明が含まれた。町長の前泊正人氏は、町民の声に耳を傾け、行政運営を透明にすることを重視すると強調した。
行政報告では、竹富町婦人連合会や沖縄復帰50周年記念式典への出席など、町長の行動が報告された。特に、公共工事に関しては、西表カーバ地区アグリタンク取水改良工事の契約が報告された。
また、陳情についても言及され、特に介護保険制度改善の必要性が指摘された。前泊町長は、事業者や高齢者家庭の困窮を踏まえ、支援策に取り組む必要があると発言した。
議案の中でも、令和4年度の一般会計補正予算や水道事業特別会計の補正予算が上程され、具体的な数字も示された。特に、一般会計は増額され、歳入歳出ともに78億6543万5000円に達するとされる。
今後の議論では、公共施設やサービスの質を向上させるための方策が重要なテーマとなる見込み。さらに、議会は副議長に大浜修氏を選出し、議会運営の円滑化を図る考えが示された。
町民の期待に応える施策の実現が望まれており、議会は地域の発展に向けて積極的に取り組むことが期待されている。