令和2年第4回竹富町議会は、令和2年6月16日に開かれ、主に農業委員会の委員の定数に関する条例の撤回請求が議題に上がった。
この請求について、西大舛髙旬町長は、委員の定数に関する条例は再度精査する必要があると述べ、撤回を求めた。この件に関して議場では異議がないことが確認され、速やかに撤回が許可された。
議会では次に一般質問が行われ、大久研一議員が新型コロナウイルス関係の課題を中心に質疑を展開した。特に、観光について言及し、感染防止策や観光従事者の安全確保の必要性を強調した。彼は、町の観光業が大きな影響を受けている中、町民と観光客双方の健康を守る必要があるとの見解を示した。
また、大久議員は新庁舎建設関連での予算についても触れ、石垣新庁舎の建設にはかなりの資金が投じられるが、長期的な視点から町全体の利便性向上に寄与することが必要であると訴え、財政への影響も懸念されると述べた。