令和元年8月22日、竹富町議会臨時会が開会した。
当日は、会議録署名議員の指名や会期の決定が行われ、報告第5号及び議案第45号、議案第46号に関する議論が展開された。
まず、議長の新田長男氏が「本臨時会の会期は本日1日間」とすることに異議がないか尋ね、「異議なし」との合意が得られた。続いて、町長の西大舛髙旬氏が、専決処分に関する報告を行い、町営白浜第二団地の建築工事について契約金額の変更が必要な旨を説明した。
この後、議案第45号の「竹富町西表干立地区避難路整備工事」についての議論に移った。西大舛町長は、議会の議決を得る必要性を説明した後、質疑に対し「異議なし」との声があり可決された。さらに、議案第46号の「小浜中学校教員宿舎新築工事」に関して、仲里俊一議員は「なぜ鉄骨造にしたのか」と質問。教育委員会総務課長の田代仁氏は、業者の状況と維持管理の観点から鉄骨方式を選択したと説明した。
耐用年数については、鉄骨造が約30年であるとの答弁があった。大久研一議員は、造成工事費の増額部について質問。田代課長は、造成工事が進んでおり年度内に完成する見通しであると述べた。質疑後、両議案は「異議なし」の声で可決され、すべての議事が終了した。
その結果、令和元年第四回竹富町議会(臨時会)は、午後2時16分に閉会した。