令和4年の第3回竹富町議会が開催され、様々な議題が討議されました。
議会では、大原庁舎整備の進捗報告がありました。政策推進課長の小濵啓由氏は、全体的な計画見直しを進めているとし、年内には計画を町民に公表する意向を示しました。また、町長の前泊正人氏は、大原庁舎建設において町民の意見を尊重しなければならないと強調しました。
次の議題は、仲間港の環境整備に関するものでした。議員からは、港内のパレットや放置車両についての処理状況が問われました。まちづくり課の大嵩安幸君は、放置されたパレットは回収業者により処理されており、放置車両の件についても持ち主を調査中であると回答しました。
コロナ禍による町民の経済的影響についても議論が交わされました。政策推進課長の小濵啓由氏は、観光関連産業への影響を指摘し、国や県の補助金を活用する方針を述べました。特に、漁業従事者が直面している状況についても言及され、農林水産課の登野盛恒雄君は、原油高が影響していることを認識していると述べました。
合併浄化槽の補助制度については、町民課長の新盛勝一君が条例化を進める考えを示しました。今後の啓発活動が重要であるとし、住民への周知徹底を図る必要があると訴えました。
最後に、大原集落での冠水問題に触れられました。現地調査も行なった上で、課題の早期解決に向け、関係課と連携を図ることが確認されました。議会では、各議員が町民の不安を軽減するよう強い要望をし、今後の取り組みに期待が寄せられました。