令和4年12月12日、竹富町議会が第7回定例会を開催し、複数の予算案や条例の改正案が提案された。この中で特に注目すべきは、竹富町一般会計補正予算第9号と第10号である。
まず、承認第8号では、農道損壊による補正予算が取り上げられた。上勢頭 巧議員は、「前日の臨時議会での提案ができなかった理由」を質疑し、理由が聞かれた。翌年の提案に向け、調整を重ねる旨を総務課長が強調した。
次に、議案第82号の補正予算では、防災事業補助金の減額が問題にされ、宮良道子議員は「その原因と今後の計画」を質問した。防災事業における国庫補助の終了に伴い、必要な備蓄品の計画について詳細が説明された。
さらに、議案第86号の水道事業特別会計補正予算が議論され、上下水道課長は「災害復旧に向けた調査と工事の詳細」を説明した。これは、上原浄水場の災害復旧に関連するもので、今後も安定的な水供給体制を確保するための重要な施策として位置づけられている。
また、議案第98号では、竹富町過疎地域持続的発展計画における船舶の整備について議論され、実施の進捗状況が報告された。特に、多機能型貨物輸送船については式が確認され、今後の方向性が示された。充実した内容に加え、町民の声を反映させる形での運営方針も重要視されている。
このように、竹富町議会は多岐にわたる議題の中で、地域の特性に応じた様々な施策の実施を進め、予算の効率的な使い方や地域のニーズに応じた取り組みを強調している。今後も議会の議論を通じて、町の発展に寄与する施策が期待される。