令和5年第6回竹富町議会の開催が9月20日に行われ、さまざまな重要なアジェンダが協議された。特に注目されるのは、波照間航空路再開についての議論である。
加屋本真一議員は波照間航空路再開の必要性を強調した。現在、再開に関する進捗がない現状があり、観光や住民移動の観点から重要であると述べた。町長の前泊正人氏は、「再開に向けて連携を取り進めていく」と発言し、引き続き取り組む姿勢を示した。これに対し、加屋本議員は、住民への説明を怠らず、具体的なスケジュールを設定することを要望した。
次に、町の第1次産業支援についても議論があった。加屋議員は、波照間における季節工員宿舎のクーラー設置を巡る問題を提起し、高圧受電整備が必要不可欠であると強調した。農林水産課の横目剛弥課長は、業者からの見積もりや設計に着手する必要があると述べた。
また、エコツーリズム全体構想についての進捗も話題に上り、自然観光課の通事太一郎課長は、各ステークホルダーとの連携が重要であると強調した。地域業者の意見を尊重しながら、全体構想を見直していくことが必要であると述べた。
また、ファミリーサポートの受講要件についても系列の質問があり、福祉支援課の新さとみ課長は、制度の柔軟性を高めることが重要であると認識していると答えた。特に、子育て支援が地域での課題解決に繋がることを強調し、受講者が増えることが期待されている。