令和4年第2回竹富町議会が、3月4日に議題を開会した。
この議会では、町長西大舛髙旬氏の退職願が提出され、同意が得られた。
副町長の大浜知司氏は、町長逮捕後の報告にて、行政の停滞を回避し、信頼回復に努めると述べ、特に公共工事不正行為再発防止対策委員会を設置すると強調した。
議会では、令和4年度の予算案や特別会計補正予算が議題に上がり、一般会計予算は72億8,809万2,000円と定められた。
特に、国民健康保険事業の補正予算は6,314万4,000円、後期高齢者医療の補正が3,132万5,000円に設定されている。これにより、全世代が利益を得る果実となることが期待されている。
また、地域活性化や福祉施設の整備に向けた条例改正も議論され、社会情勢の変化に迅速に対応する必要性が強調された。
新田長男議長は、各議案の説明を行い、今後の議論を進めていく方針を示した。特に、各方面からの意見を尊重しながら適切な地域発展を図ることが求められている。
議会は3月17日まで開かれ、さらなる議論が行われる予定である。この間、委員会での詳細な審議も進められ、多くの重要議題が取り扱われることから、住民の関心も高まりつつある。