令和2年第4回竹富町議会(6月定例会)が開催され、重要な議案が審議された。
中でも最も注目を集めた議案は、令和2年度竹富町一般会計補正予算(第4号)である。これは特に教育費に関連したもので、宮良道子議員は教育費国庫補助金の内訳について質疑した。12ページに計上されている公立学校情報通信ネットワーク環境整備に関する補助金は、児童生徒1人あたり端末を整備するためのものであり、その予算は約1億1,671万円であると説明された。
新さとみ福祉支援課長は、子育て世帯への臨時特別給付金についても言及し、対象児童一人につき1万円の支給を見込んでおり、798世帯に対しての助成があると述べた。また、事業の減額要因の一つとして、新型コロナウイルス感染症の影響を挙げ、必要な施策の見直しが進んでいることが示された。
さらに、姿勢が注目されているのは新庁舎の整備計画だ。課長は石垣市との協議について、具体的には借地契約が令和9年まで行われていると説明した。この契約に基づいて、庁舎の機能保全に関する考え方や、集中的に町民に接する場の設計に考慮されていることが強調された。
一方、防災面でも町の取り組みが取り上げられ、地域住民からの信頼を高めるべく、避難誘導標識の整備が進められ、災害時に町民や観光客を円滑に避難させるための体制が整備されている。具体的には今回の議会で複数の議案が審議され、町全体の安全と安定に向けた施策が提案され、満場一致で可決に至った。
その後、いくつかの議案が採決され、町民サービスの向上に寄与する内容が含まれており、慎重に進められる議論が続けられた。各議員からの意見聴取が続き、町の将来に向けての具体的な施策が交渉され、町民の意見をより多く反映させる方針が示された。特に新庁舎の建設計画に関しては、町内外の相談体制をしっかりと設ける必要性が強調された。