令和3年第5回竹富町議会(9月定例会)が開催され、さまざまな議題が取り上げられた。
会議では、会議録の署名議員の指名や会期の決定がスムーズに進行した。会期は本日から9月21日までの12日間と決定され、議員たちの万全な協力のもと、議事が進められた。
また、行政報告では、コロナ禍におけるワクチン接種状況が報告され、町民の協力に感謝の意が示された。町長の西大舛髙旬氏は、希望者の71.3%が2回目の接種を終えたと発表し、今後も接種希望者には随時対応していく考えを明らかにした。
さらに、令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告が行われ、各種報告が一括上程された。具体的には、一般会計の歳入決算が101億2,090万3,637円、歳出決算が96億9,768万8,253円であり、歳入歳出差引額は4億2,321万5,384円となった。
その他、経済的要因からの影響を受けている地域活性化宿泊施設の設置や、介護保険料に関する条例改正案も提出された。これにより、コロナウイルスの影響で生活が困窮している町民のサポートを目指す。
議案の審議では、公共工事の契約変更や税収見込の修正案も取り上げられ、透明性のある説明が求められる中で進行した。地域内での財政の健全性を維持するため、今後も計画的な議論が期待される。
次回の会議は9月13日に予定されており、引き続き町の発展に貢献するための重要な議題が取り上げられる予定である。