令和5年4月25日、竹富町議会の臨時会が開かれた。
本臨時会の中で、数件の重要な承認案が上程された。特に注目されたのは、竹富町の副町長の選任についてである。町長の前泊正人氏は、「今回の選任には山城秀史氏を推薦した。彼は多くの経験と専門知識を持っており、地域に貢献する意欲も非常に高い」と強調した。議員からは様々な質問があり、特に上勢頭巧議員は、副町長に選任される基準を質問した。
山下義雄議員も、「副町長選任にあたる公募があった中、今回山城氏が選ばれた理由を詳細に知りたい」と述べた。これに対し、総務課長の田代仁氏は、公募には参加していないと説明。議会内での信頼の確保についても言及した。
また、意見書第2号が可決され、学校給食費の無償化を求める声が多く上がった。三盛克美議員は、「物価高騰の中で、特に子育て世帯への影響が大きい。無償化の実現を強く求めるべきだ」と訴えた。議会全体でも賛同の声が多く、迅速な対応が期待されている。
さらに、承認第2号として、竹富町税条例の一部改正が承認され、町民に対する税負担の軽減を目的とした取り組みが進められることとなった。町長は、「今回の改正は、地方税法改正に伴う必要な措置であり、町民生活を第一に考えたものである」と述べた。
議事は全て終了し、臨時会は約30分で閉会した。町議会では、このように様々な課題に対し、迅速な決定が行われた。今後も町民の声を大切にしながら、地域の発展に貢献することが求められる。