令和2年9月23日、竹富町議会にて複数の議案が審議された。
承認第10号については、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の条例改正が議題となり、健康づくり課長の上野エミ氏は、経済的に深刻な状態にある世帯に対する支援を強調した。具体的には、主たる生計維持者が新型コロナウイルスに影響され、事業収入が前年の3割以上減少した世帯が対象であることが明示された。
また、議案第56号では令和2年度の一般会計補正予算が議題に上がり、宮良道子議員からは慈善団体及び観光客誘致に関して質疑がなされた。特に、荷さばき場整備事業について、地元からの急募とその進捗状況が問われた。
続いて、島々応援クーポン事業についても質疑が行われ、経済活性化の一環としての効果が報告された。観光協会が主導したこの事業は、地域に新たな経済の流れをもたらしたことが評価された。
さらに、コロナウイルスによる影響が続く中、委託料/予算の減額にもかかわらず、庁用器具費として新型コロナ対策のための新しい車両購入が提案された。担当者は、これらの措置が感染拡大防止に貢献することを忘れず、迅速な対応を進める意向を示した。