令和2年第6回竹富町議会が12月11日に開催され、複数の議案が可決された。
主な議案として、一般会計補正予算や様々な特別会計補正予算が挙げられる。
それぞれの議案は町民生活や福祉の向上を意図して編成された。
特に、一般会計補正予算の議案第83号では、離島割引カードの発行や、介護職員等初任者研修の予算が含まれていた。
また、新型コロナウイルスに関する施策として、PCR検査の実施や学生への支援金の給付なども盛り込まれている。
山下義雄議員は討論で、「これらの施策は町民にとって重要である」と強調した。
コロナ検査用施設の減額補正についても言及し、財源確保への取り組みを求めた。
また、議案第90号のねこ飼養条例改正についても審議された。
この条例は従来の飼い猫登録義務を全町で適用するもので、猫の生態を考慮した意見交換が求められた。
宮良道子議員は、条例改正の重要性を述べ、「地域説明会を設けて町民の意見を反映すべきだ」と提言した。
さらに、動物愛護と環境保護の観点からも、十分な調査が必要であるとも警鐘を鳴らした。
最終的に、多数の議案が「異議なし」として可決された。
議会は、住民の意見を聞きながら、さらなる福祉政策の実現を目指す姿勢を示した。
議会は午後10時15分に閉会した。