令和3年第2回竹富町議会が開催され、重要な議題について討議が行われた。
本定例会では、議会録署名議員の指名や会期の決定がなされた。
その結果、会期は3月5日から3月18日までの14日間に決定した。
次に、事務局長の通事善則氏が諸般の報告を行った。
この中で、令和2年11月分から令和3年1月分の例月現金出納検査結果が報告され、賛同を得た。
陳情された内容も含まれ、特に後期高齢者医療制度の窓口負担の削減が求められるなど、町民の健康に関する要望が重要視されている。
続いて、町長の西大舛髙旬氏が行政報告を行った。
町長は新型コロナウイルスの影響が続く中で、公共工事や安全対策の取り組みを強調した。
特に、船浮イダの道散策路の改良工事が指名競争で行われ、入札額は3148万円であった。
施政方針の聴取では、西大舛町長が未来志向の施策を提示。
彼は、コロナ禍での挑戦を乗り越え、持続可能なまちづくりを進める意思を示した。
しっかりした予算案もあわせて説明し、一般会計では前年度当初比20.1%増の112億163万円とした。
特別会計については、令和2年度の医療や介護、一般会計の補正予算案についても審議された。
特に国民健康保険事業や後期高齢者医療、介護保険事業などの特別会計は、町民の生活に直接影響するため慎重に取り扱われる。
議案第16号の光ブロードバンド環境施設の設置及び管理運用に関する条例案が提案され、通信環境の整備が期待される。
また、職員に関する条例案も数多く上程され、組織の適正化や労働環境の改善が焦点となっている。
最後に、地域に関わるさまざまな事業計画や条例も議題に上がり、開催された議会全体で町の未来を見据える重要な場となった。
総じて、多岐にわたる議題が討議され、竹富町のさらなる発展に向けた決意が新たにした定例会であった。