令和4年6月14日、竹富町議会は第3回定例会を開催し、様々な議案が審議された。この中で特に注目されたのは、竹富町汚水処理整備構想の策定に関する議案だ。
議案第52号では、竹富町における汚水処理の計画が示された。特に竹富島および波照間島以外の地域では、個別処理や合併浄化槽による対応が進められるとのこと。大久研一議員は、「今後の合併浄化槽の設置に関する補助があるのか」と問うた。新城寛樹上下水道課長は、「条例等を制定後に国や県と協調し、補助制度を整備していく計画です」と回答した。
加えて、合併浄化槽の普及率についても質疑が行われ、調査結果では、竹富町内の設置率が84.7%、個別浄化槽の取付け比率は22.7%であると明らかとなった。この結果に対して、大久議員は「合併浄化槽設置の補助が早急に必要だ」と強調した。更に「設置にかかる高額な費用(約100万〜150万)を考慮すると、迅速な対応が求められる」と発言した。
次に、竹富辺地総合整備計画や小浜辺地総合整備計画など、その他の議案についても検討された。町の担当者は、計画の進行状況や具体的な工事の内容について丁寧に説明し、議員たちからも質問が寄せられた。例えば、教育委員会社会文化課長の根原健氏は西桟橋の老朽化が進んでいることを指摘し、整備が急務であるとの認識を示した。
そのほかにも、町営住宅の整備計画や竹富町過疎地域持続的発展計画についても、住宅不足の解消に向けた取り組みが求められた。特に宮良道子議員は、細崎地区における町営住宅整備の要望を強調し、定住環境の整備が不可欠であると訴えた。