令和4年9月28日、竹富町議会が定例会を開会し、新たに選任された議長と副議長が議会運営に意欲を示した。
午前10時に開会し、臨時議長の山盛力議員が出席議員の仮議席を指定した。その後、議長選挙を実施し、大久研一議員が選出された。大久議員は再開後、議長としての挨拶を行い、「透明性のある議会」を目指して町民の利益に貢献する決意を表明した。
副議長としては三盛克美議員が選任された。三盛議員は、議長を支えながらの公正な議会運営へのコミットメントを強調した。議長と副議長の双方が、今後の議会活動において透明性と公正さを保ち続けることを誓った。
また、議会運営委員の選任と常任委員の選任も行われ、宮良道子議員や上勢頭巧議員などがそれぞれ職務を果たすことになった。この結果、議会の委員体制が円滑に整備され、議事運営が開始された。
行政報告において、町長の前泊正人氏が選挙後の町民の期待に応え、市政の透明性を確保する決意を表明した。具体的な実施事業として、地方公共団体の健全化判断比率と資金不足比率についても報告があり、町全体の財政状況に対する理解がさらに進むことが期待されている。
その他、令和3年度の各種決算報告と補正予算案も上程され、町の財政運営が適正に行われていることが確認された。議会では引き続き、健全な市民サービスの提供を目指して議論が進められる予定である。この動きにより、議会と町民の信頼関係が一層強まることが期待されている。