令和4年第2回美咲町議会定例会が開催された。
松島啓議長は、開会に際しての挨拶で、出席議員に感謝の意を表した。
新型コロナウイルス感染症の第6波が収束傾向にあるものの、依然として医療体制は厳しい状況にあることを指摘し、感染予防策の徹底を求めた。3回目のワクチン接種の加速化が急務であることを指摘し、議会としても支援策の調査研究を進める必要があると強調した。
議長は、同議会が4つのテーマで主要な報告を行ったことを伝えた。
一つ目は、美作大学とのSDGsパートナーシップ協定締結の報告である。青野高陽町長は、地域課題の持続的な解決や政策形成に向けて、専門的な知識を大学から得ることで、住民福祉向上を目指すと語った。
二つ目は、町村議会特別表彰の受賞についてだ。青野町長は、全国町村議会議長会から受けた表彰について高く評価し、継続的な地域振興に向けた取り組みの重要性を訴えた。
三つ目の報告として、義務教育学校の進捗状況があり、旭義務教育学校の開校準備が進んでいることと、柵原地域の学校建設も順調に進行中であることが述べられた。さらに、校名案の決定や校歌の制作に関する件についても述べられ、慎重な議論が必要であるとされている。